DIEP ワークショップ

DIEPのワークショップでは以下の構成で行われます。

第一回:「低密度街区 / 高密度街区で風を最大限に利用する形」 ―風の道を考える―

2つの課題に対して、風が来る方向の断面形状のみ考え→自由な形を出し→モデリングしシミュレーションで風が通るか検証するという作業を行います。

第二回:「南の太陽を最大限に利用する形 / 西日を最大限に利用する形」 ―日射取得、遮蔽を考える―

2つの課題に対して、南の太陽に対しては南北方向の断面形状のみ、西日には平面形状のみを考え→自由な形を出し→モデリングし季節ごとの取得遮蔽を検証するという作業を行います。

第三回:「低密度街区 / 高密度街区で自然光を取り入れる形」 ―光の入り方を考える―

2つの課題に対して、南北方向の断面形状のみを考え→自由な形を出し→モデリングし明るさを検証するという作業を行います。

第四回:「長屋型敷地でのボリューム配置 / 旗竿敷地でのボリューム配置」 ―日当たりを考える―

2つの課題に対して、1階2階の平面形状のみを考え→自由な形を出し→モデリングし日当たりを検証するという作業を行います。

以上の作業を行いそれをカタログ化することによって、環境エンジニア意匠デザイナー双方のイマジネーションを刺激する本を作ろうと考えています。第一回のワークショップは既に行われ、2つの課題に対しそれぞれ30程度の形が出されました。順調にいけば、環境要素を考え抜いた200以上におよぶケーススタディのカタログが出来上がります。

出版に関しては現在交渉中ですが、良い形で出せれば嬉しいなと思っています。是非ご期待下さい!